今日、
クルト・ザンデルリンク氏が亡くなったとニュースで知りました。
かなり高齢だったので、以前より心配をしていました。
悲しすぎます。
普通の方は、
クルト・ザンデルリンクって誰?
ってなると思います。
wikipedia
以前投稿しましたように、
ショスタコーヴィチが好きなワタクシにしてみれば、
外せない人なのです。
実は、昔から知っていてて、
遅くてつまらん。と思っていたのです。
(特にラフマニノフの交響曲2番は遅すぎて、
1楽章の繰り返しをした上に、4楽章でカットするという、
ワタクシからすれば、とんでもない演奏)
だけど、
上の写真のショスタコ交響曲15番を聞いて、ビックリ。
案の定、めちゃめちゃ遅い。
彼独自の解釈のようです。
だけど、スゴイ。
全く遅さを感じさせない。
という、濃密な演奏。
これを聞いてから、
ザンデルリンク以外の演奏が聴けなくなってしまいました。
それと、ベルリンフィルを指揮したショスタコの8番は凄すぎる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13488137
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13488432
(youtubeには無かったです)
彼の素晴らしい演奏は永遠に残っていくことでしょう。
ちなみに、彼の指揮ではありませんが、
ショスタコーヴィチの15番はこんな曲です。
どこかで聞いて事のある曲が
ところどころに散りばめてある面白い曲で、
46:08からの打楽器のアンサンブルが有名です。
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