2011/03/07

アナタ、楽してたでしょ。

以前、就職活動をしていた時のことです。

書類選考を通過し、面接になりました。
面接10分ほどで、この会社はあかん。
と思いました。

だけど、忙しい中で時間を作ってもらい、面接をしてもらいましたので、
きちんと主張することは主張してきました。

程なく、面接は終わり、
人事の責任者の方が、ワタクシを見送ってくれました。

その時の会話です。
人事「アナタ、今まで楽してたでしょ。」
はむ「そんなことないですよ。」
人事「いや、今まで私は1万人くらい面接してきたからわかるよ。」
はむ「そうなんですか?」
人事「アナタは、2番目の会社で楽しすぎてる。
        本当のアナタは、絶対にこんなんじゃない。思い当たることがあるでしょ?」

しばらく考え、

はむ「そうかもしれません。」
人事「アナタの人間性は非常に高く評価できます。
        だけど、仕事の面で、もっと鍛えないとアナタらしさが出ない。
        もう一度、鍛えた方がいいですよ。」
はむ「わかりました。ありがとうございます。」
人事「また、機会があればお会いしましょう。」
はむ「ありがとうございます。」

体のいい、お断りです。
案の定、2週間後にお断りのお手紙が来ました。

だけど、この会話で忘れかけてた何かが見えた感じがしました。

ちょうどその頃、知り合いの方からウチの会社に来なさいと
お誘いを受けていました。
給料もそれなりで、やったことのない仕事でしたが、おもしろそうに
感じていて、少し、ココにしようかな。と思ったりしていました。

帰りの電車の中で、決めました。
お誘いを断ろうと。

そのお誘いに乗ると、楽をしてしまうだろうと。
そう、知り合いの方という甘えが出てしまう。

あえて、自分で開拓する道を選択し、
紆余曲折があって、今の会社にお世話になることになりました。


今になって思えば、この選択は間違えていなかったと思っています。

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