2011/09/27

と、とまる~。

学生時代のお話。

以前にも投稿しましたが、
ワタクシ、学生オケに所属しておりまして、
4年間、楽器を吹きまくっておりました。

んで、エキストラというか、人数が足らない他の学生オケの
お手伝いもしておりました。

そこで、アシスタントで頼まれた学生オケで
ベートーヴェンと交響曲7番(以後、ベト7)をやることになり、
何度か練習に参加していました。

「のだめ」で有名になった、ベト7ですが、
はっきり言って、難曲になります。
特に、ワタクシの担当していましたホルンは音がメチャクチャ高い。
1、4楽章は死ねるくらい高い。

アシスタントした学生オケは、はっきり言ってヘタクソ。
よう、ベト7のような曲を選んだと思えるくらいのレベルw

ま、外野がそんなことを言ってもしょうがないので、とりあえず練習、練習。
何度か練習をやって、本番。

始まりました。。。。
うん、はっきり言って、ヘタクソー。
でも、何だかんだで、曲が進みました。

さて、問題の4楽章。


こんな曲です。
なかなか、活き活きとした曲でしょ。
5:10くらいから、弦楽器が掛け合いをします。
1stバイオリンから2ndバイオリンに受け継がれます。
ここまではよかった。

ヴィオラの全員が落ちた(弾けなかった)んです。
すると、それを聞いて入ろうと思った、木管楽器が落ちる。
それを聞いて入ろうと思った、1stバイオリンが落ちる。
と、なし崩し的にメロディが落ちていきました。
しかも、この曲の一番の聞かせどころ。

本番中ですよ、本番。

どんどん、音が薄くなっていく。
指揮者は青ざめる。
ワタクシたちはしばらく休みだったので、となり同士で「おいおい」って見合うw
と、止まる~。って雰囲気www

本番中ですよ、本番。

すると、伴奏をしている木管楽器も吹くのを止めてきた。
弦楽器の連中も顔を見合わせている。

マジで止まる~。
って思った時、動画では5:51くらいのところ。から曲想が変わります。
ここで、ホルンの方が思い切って「パンパパパン」って吹いたのです。

すると、みんな我に返り、曲が元に戻って最後までいけましたwww

最後はみんなで苦笑い。

いや~、ドキドキして真剣に焦りましたよ。
いろんな本番を経験してきましたけど、曲が止まりかけるのは初めて、
というか、最初で最後。

打ち上げの飲み会ではこの話ばっかりwww


もう、かれこれ20年位前の話。
あの時は笑えませんでしたが、今となっては笑い話になっています。

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